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えびりん
塾講師/二児の母
・2児の母(7歳・2歳)
・元小中進学塾講師・現小学生塾講師
・モンテッソーリ教育・シュタイナー教育に感化され、発達心理学を軸とした育児とおうち環境作り
・おうちモンテ6年
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幼児通信教育– category –

悩んでいる人

・幼児教育って本当に意味あるの?
・幼児の時期って何に気を付けたらいいの?
・子どもに合った教材を選びたい
・幼児教育をやるならいつからやるべき?

幼児通信教育、さまざまなものが出ていて何を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

いろいろな思いがあると思いますが、ちょっとその前に

えびりん

塾講師経験・さまざまな育児書・自分の子育て経験をもとに、通信教育に限らず幼児教育を考えるにあたってこれだけは意識しておきたい!という考え方をお伝えさせてください!

今や昔に比べて本当にたくさんの種類の幼児教育教材が出ていますが、幼児時期に押さえておきたい力は「すぐに結果が見える」力ばかりではありません。そんな子ども誰しもが押さえておかなければならない重要なことってご存じですか?

もしかしたらよかれと思ってしたことで「ああしておけばよかった…」と後悔することのないように、本質を押さえた上でご家庭に合ったものを探してみてください!

この記事を書いた人
  • 子どものあそびとまなびの環境研究家
  • 2児の母(7歳・2歳)
  • 元小中進学塾講師・現小学生塾講師
  • モンテッソーリ教育・シュタイナー教育に感化され、発達心理学を軸とした育児とおうち環境作り
  • おうちモンテ6年
えびりんです!

目次

幼児通信教育の前に一番大切なのは「遊び」「実体験」の充実

実体験の充実
自然で五感を働かせて遊ぶことが最も重要!

ずばり、幼児の時期に大切なことは、「遊び」と「実体験」の充実。

なぜなら幼児は自分の身体を使い五感で感じ取った感覚を通じて世の中をまるごと吸収、理解し、幼児期に磨かれた原体験をベースとして児童期以降に抽象的な「思考力」や豊かな「想像力」を花開かせることになるから。つまり実体験なしに物事の理解はできない、というわけです。

いわば実体験=器であり、器のないところにいくら知識=砂を入れようとしても受け止めることはできません。

カエルくん

小学校以降に学校で学ぶ知識の土台となる実体験をいかに充実させるかが幼児期の過ごし方の鍵となるわけなんだね!

そして手先を使った経験は脳を発達させると言われています。モンテッソーリ教育では「3本の指は突出した脳」と呼ばれるくらい、親指、人差し指、中指を使った細かな作業を繰り返すことで神経細胞が最も活性化し脳がどんどん賢くなっていきます!

手を使うことはすべての始まりです。子どもは、自分でできることが増えるにしたがって精神的にも自立していきます。

子どもの才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリ・メソッドより
えびりん

わが家でも上の子が3歳にならないうちに包丁を使って台所育児をさせるなど、手先を使わせることを意識していたからか、小さなころから周りから「しっかりしているね」と言われることが多かったよ!

幼児は自分の体を通して学ぶ存在

机上のドリル学習の前に、まずは五感をフルに使う、手指をたくさん動かすことが大切なんです。

そもそも幼児通信教育って何を目指すもの?

川遊びをする子ども

幼児教育で目指すもの、それは社会の変化を見据えた「生きる力」を育むための「あと伸び力」

これからの予測が難しい社会では自分で課題を見つけ解決する力が求められます。

一番土台となる幼児期は、遊びを通して主体的に学びながら、友達や大人と関わりの中で自分を表現したり社会性を身につけたりしていきます。

つまり机上だけのドリル学習やタブレット学習ばかりに偏った学習ではなく、自分の身体を実際に動かして肌感覚から学ぶことが重要なんです!

カエルくん

答えのない社会に出たときに困難に立ち向かえる力、今後はますます重要になるね

ドリルだけ、タブレットだけに偏った学習では、やるべきことをこなす力は身につくかもしれませんが体験を伴わない知識となってしまうので表面的な知識だけになってしまいます。

えびりん

ドリルはできるようになることが目に見えてわかるので、つい与えすぎてしまうのもわかります(汗)でも、体験と知識を結び付けてやるという意識でいるのが良いのかもしれません。

(補足ですがドリルやタブレットを否定しているわけではなく、偏らないようにしたいということです^^;)

気付いたときから少しずつ意識してみましょう。

ちなみに幼児教育の中でずばり実体験とあと伸び力を推しているのは「Z会」です!
Z会に興味がある方はこちらのをチェックしてみてください。

実際どうなのか気になる方に向けてZ会のレビュー記事も書いていますので、見てみてくださいね。

「あと伸び力」を育むためのポイントは3つ!

ピザをつくる子ども

どうやったら「生きる力」を育むための「あと伸び力」が伸びるのか?

あと伸び力を育むのに大事なポイントは3点!

  • 「楽しい!」という好奇心から生まれるやり抜く力
  • 自分で選び、自分で体験すること
  • 大人が子どもの可能性や得意を伸ばすために観察すること

①「楽しい!」から生まれる好奇心がやり抜く力を鍛える

子どもの好奇心を育むには「楽しい!」と思うわくわく感が一番!

カエルくん

それに、お母さんお父さんと一緒にいる安心感も大切だね

花まる学習会の高濱先生は、空間認識力や試行錯誤力、問題の意図を見抜くための発見力など「見える力」を鍛えるには体験しかなく、さらには五感すべてを使って遊びつくすことが重要だとしています。

遊びつくすことで、勉強や部活などその後の「ここぞというときに徹底的に集中できる」基礎になります。

できる限りでいいので、子どもがやり切って納得感をもって自分で遊びを終わらせるまでとことんやりつくすことは、自立」=心の成長に関わってくるんです!

とはいえ家事も仕事も忙しい毎日で、最後までつき合うのは正直難しいですよね…。きょうだいがいる家庭では下の子に邪魔されることも多々。。わたしもいつもできているかというと、できていないこともたくさんあります^^;

えびりん

ごはんやお風呂の時間もあまり融通ばかりではスケジュールが崩れてしまうし、子どものやりたいこと全部が全部つき合うのはとても大変ですよね。

でも、意識できているかどうかだけでも全然違うと思いますよ!きょうだいに邪魔されて上の子がストレス…という場合はどうしたらいいかわからない場合は、パパや祖父母に下の子を連れ出してもらってその時間だけはしっかり遊びつくせるように時間を確保するなど工夫してみましょう。

②「自分」で選び、自分で体験するから身になる

水道で遊ぶ子ども

子どものためと思って、子どもの尊重なしに親がなんでも与えるのはNG!

子どもの気持ちを置き去りにして何かを「教育」しようとするのは、親のエゴです。よかれと思って選んだ「教育」が、単に親の思いやりの押し付けになってしまっては、お互いが不幸になるだけです。

(中略)

子どもが心から何かをやりたいと思い、自分の手や体を動かした体験をして得たもの、これこそが子どもにとっての本物の学びです。ですから、子どもが自分から夢中になれる何かを見つけたときに、大人はそれを応援し、サポートする側にまわるべきなのです。

子どもの才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリ・メソッドより
えびりん

子どもの将来のことを考えるあまり、ついつい親のさせたいことをやらせたくなっちゃうんですよね^^;

子どもが自分で判断するのが難しい年齢では、親が子どもにやらせたいものをやらせるご家庭も多いですよね。

子どもが楽しくでき、好きになってくれることなら、それはそれでいいんだと思います^^

カエルくん

大好きなパパママが得意なことなら一緒にできてうれしいもんね

ただし、それが子どもの気持ちを尊重しないことであったら考えもの

子ども自身が楽しんでできているか?イヤイヤやらされていないか?

学年が上がるにつれて我慢してやらねばならないこともあることを知っていかねばなりませんが、幼児時期は「楽しい」が一番。子どもの考えや気持ちに寄り添ったものを選べるといいですね

③大人は子どもの得意や可能性を伸ばすための「観察」役に徹する

お茶をそそぐ子ども

子どもが自分でやりたいと思える何かを見つけたときの親のサポートの仕方は、

  • 大人は極力声をかけないで集中を見守る
  • つまずいたときに初めてどこでつまづいたかを伝え、正しいやり方を教える

つい、よかれと思って子どもが何か夢中になっているときに「あれで遊ぶのはどう?これも楽しいよ」などと大人から声をかけてしまうことってありませんか?あるいは、「なんでできないの!!」と声を荒げてしまうなど。

でもこれ、子どもの可能性をぐんぐん伸ばすには、ちょっと残念な行動。

もし子どもが何かに夢中になっているときには、大人は声をかけることはじっと我慢。せっかくの集中力が途絶えてしまいます。

えびりん

1歳、2歳の小さな子どもだって、本気で集中したときの力はすごい!!

大人は子どもが何かに夢中になって遊んでいるときはそっと見守り、つまづいたときに初めてやり方を詳しく教えてあげるよう心掛けていきましょう。

体験の重要性について学べる本のおすすめ

この記事でお伝えしてきた体験の重要性。幼児教育の第一人者の方々も述べている方が多いです。

花まる学習会 高濱先生の本

「自分でメシが食える大人」「モテる人」に育てる、がコンセプトの花まる学習会の高濱先生。

この考え方、ずばりこの生きる力そのものですよね。

えびりん

この本は子どもの学ぶ意欲の高め方や、子どもとの接し方に悩む方に幼児時期と思春期の子どもが何を考えているのか…など非常に参考になりますよ。文章も楽しく読みやすいです^^

こぐま会 久野先生の本

小学校受験対策の名門「KUNOメソッド」こぐま会の久野先生。

小学校受験なんて聞くと「早くから勉強ガツガツしなければならないの?」と思われるかもしれませんが、まったくの逆

久野先生は幼児には「読み書きそろばんはまだ早い!」と言い切ります。日常生活での親とのコミュニケーションの中で知識を得ていく、そんな日常生活と結びついた学びこそが幼児期には大切だとされています。

えびりん

この本は育児書の中のバイブル的な本!

地域柄お受験も無縁な地域で公立進学予定のわが家。それでも小学校以降の学びにつながる日常での学びの種まきのヒントが詰まっており、どの家庭にも大事なことが書かれています。

子どもの土台を作る親子の幼児期の過ごし方やコミュニケーションの仕方、日常を学びに変えるにはどうしたらいいかのヒントにとても役に立つ本です。

モンテッソーリ教育の関連書籍

わたしが体験や五感を重視するきっかけになったのがモンテッソーリ教育でした。

▼モンテッソーリ教育について知らない方はこちらの記事を見てみてください。

0~3歳までの方は、上記で書いた親がやり方を提示するときの注意点(観察の仕方)も詳しく載っています。

子どもの自立・自律にとって0~6歳の時期は非常に重要

モンテッソーリ教育関連書籍は今ではたくさんの種類が出ています。

中でも藤崎先生の書籍はモンテッソーリ教育の基本概念と日常にどのように生かせばいいのかがバランスよく解説されていて読みやすいです。初めてモンテッソーリ教育に触れる人も理解しやすくおすすめです。

えびりん

具体例ばかりでもないし、概念ばかりでもない。初めてモンテッソーリ教育を読まれる方にもおすすめです!

2~3歳の頃に誰しもが手を焼くイヤイヤ期、実は子どもの力がグンと伸びる『敏感期』だった!なんて種明かしがモンテッソーリ教育を知るとわかってしまうんです^^

▼イヤイヤ期の本当の理由を知って子育てをラクにしたい方はこちらの記事もどうぞ。
>>辛すぎるイヤイヤ期!元塾講師ママの乗り越え方【声を大にして伝えたい】

体験が重要なら教材はいらない?

こどもちゃれんじのエデュトイで遊ぶ子ども

幼児期には「実体験が大事だ!」とこれまでさんざんお伝えしてきましたが、通信教育自体は子どもが0歳の頃から取り入れており、やっていて良かった!と思います!!

(→0歳から7年間継続中の通信教育はです。レビュー記事はこちら

その理由は、

  • 幼児期に押さえておきたい学びのポイントを網羅できる(抜けがなくなる)
  • 楽しく机に向かう習慣づけができる
  • 小学校に上がった時に「これ知ってる!」という自信がつき成功体験につながりやすい

通信教育であれば通う手間もないですし、その年齢ごとに押さえておきたい学びのポイントが勝手に届くのが良いところ。

子どもの発達について保護者向け冊子が入っていたりするので、どの時期にどういうことをすればいいのかがわかりやすいです。

えびりん

体験は大事!でもやっぱり基礎となる書く力や、最低限の計算など土台となる部分は押さえておきたいし、自信をもって小学校入学を迎えてほしい!

小学校前に机に向かう習慣がついている方が、学校の宿題をやるにもスムーズですし、入学準備が豊富なものを選べば園から学校へと大きく環境が変わるときも不安が少なくなるのではないかと思います。

ムスメ

年長のときすでに小学校のイメトレはばっちり

長女に0歳から通信教育やおうちでの知育を始めた効果としていろんなことがありました。

  • 年少でひらがな・年中でカタカナを書ける
  • 時計が読める
  • 年長で時間の感覚も理解(あと10分だからこれしなきゃ、など)
  • 学ぶことが好き
  • お手伝いが好き
  • コミュニケーション能力がある
  • わかりやすく説明する力に長けている
  • 粘り強く頑張れる
  • 自制心が強い
こんな効果があったよ!

自分であれこれ学習教材を揃えるのも楽しいですが、必要な時期に必要なものを漏れなく学ぶのには通信教育がおすすめです。

幼児通信教育をいつから始めるべきなのか

6歳までの脳の黄金期を逃さない!脳の土台を育もう

有名なスキャモンの発育曲線によれば、脳の90%は6歳までに完成すると言われています。

スキャモン発育発達曲線:ウィキブックスより引用

6歳までが脳の発達の黄金期。この時期を逃すわけにはいきません。

カエルくん

何かやらせるのに脳のコスパがいいのがこの時期

早期教育として先取りをするというよりは、いろんな体験を通じて脳神経細胞をたくさん刺激してやるというイメージですね。

6歳までで子どもに押さえておいてほしいことを逃さない!そのために幼児教育教材はおすすめです。

子どもにぴったり合った教材を見極めよう

こどもちゃれんじをやる子ども

昨今の幼児通信教育ツールはどれも内容が素晴らしく、感心してしまうようなものばかりです。

なので選ぶためには子どもにどうなってほしいのか目的を決めることと、ツールをきちんと活用しきれるかどうかがポイント!

子どもの教材選びには子どもとの相性がぴったり合うかどうか実際に試してみましょう!

無料でお試しできる教材もたくさんありますし、無料でもらえるとなったら嬉しいですよね^^

親が声をかけなくても勝手に子どもが学習するようになってほしい

将来花開く深い思考力を身につけてほしい

今話題のSTEAM教育が気になる!

いろんな希望が叶う幼児通信教育がたくさん出ています。

わが家がおすすめする幼児通信教育教材は以下の通り!

それぞれ体験記事を書いているので参考にしてみてくださいね!

カエルくん

ただ、これらの教材を取り入れるときも、まずは琴線に触れるような「実体験」を意識して日常に取り入れることを忘れないようにしたいね

どの教材も無料お試し教材が充実!!

  • 子どもにどうなってほしい?
  • 金額
  • 使いきれそう?
  • 親がどれくらい関われそう?
  • 楽しく自発的に学べそう?

こういった視点を資料請求やお試し教材でチェックしてみましょう^^

えびりん

今は昔と違ってSNSなどの口コミの拡散が早いので、しつこい勧誘は少なくなっている印象です。

気になる通信教育教材があった方は是非レビュー記事もチェックしてみてくださいね^^

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