チャレンジ1年生を始めるにあたってチャレンジタッチとチャレンジ紙教材のどちらを選ぶべきか、、、一度は悩まれる問題だと思います。
この記事を書いているわたし自身は教育業界出身のため教育には敏感ですが、タブレット学習となるとわが家もどちらがいいのか悩みました。
そこでチャレンジ1年生4月号先行申込でもらえる1年生準備スタートボックスで、紙教材とチャレンジタッチと両方を試して比較検討してみました!

わが家の取った現段階での結論はチャレンジ紙教材で続けるということ。
まだ4月号の内容はチャレンジタッチに配信されていない2月現在での比較検討ですが、現段階で感じたことをまとめていきたいと思います。随時更新したいと思います!
チャレンジタッチより紙の方がいいと思った理由
チャレンジタッチより紙の方がいいと思った理由は以下の通り。
- 性能がアップしたとはいえ文字が書きにくい
- 読解力がつくのか疑問
- おまけ教材の方にたくさん時間を使ってしまう
- 学習した過程や形跡を親が確認できない
- 故障やネット環境トラブル、充電切れなどデジタルならではのリスクが大きい
①性能がアップしたとはいえ文字が書きにくい
2022年度の今年度版より、チャレンジタッチはチャレンジパッドNext(ネクスト)という最新の端末が導入されています!




この端末の売りが、手をついても書けるというタッチペンの性能の向上。




だったのですが…。。新1年生、いくらお絵かきを毎日したりお友達への手紙を書いたりなど鉛筆を毎日触っているとはいえ、やはり紙とタブレットでは書き心地が違う。やりにくさを感じるようです。






書きにくい~




手をついて書いてもいいんだよ、と伝えても変に力が入っているような感じです。
それからたまに思った通りにペンが動かなくて「何でうまくいかないの!!!」と発狂していることもあります(汗)






ストレスに対して過敏な6歳児。
タッチペン自体に慣れてくればまた変わるかもしれませんが、そもそもペンがストレスになってしまうのは勉強が嫌いになりかねないので習慣づけといった意味では非常にマイナスです。
わたし自身が使ってみると、非常になめらかで書きやすくて良いなとは思うのですが、まだ6歳には違和感があるようです。続けていれば慣れてくるのかな?書くことに慣れた高学年以降であればいいのかもしれません。






低学年のうちは様子見だね
②読解力がつくのか疑問
チャレンジタッチの場合、問題にしても全部読みあげてくれます。
これが一長一短だとは思いますが、ひとつの内容を進めるのに説明を聞く時間が取られるんですよね。
そして自分で問題を読むわけではないので読解力には結びつかなさそうだなと感じます。
チャレンジ4月号からは基礎から応用までチャレンジタッチの場合はカバーできるそうなのですが、そもそも問題をしっかり読むことができるかは高学年になってからの複雑な文章題に大きくかかわる部分になるのでやや心配が残ります。
ただし、読むこと自体に慣れていない子に関しては問題が読めないことが勉強が嫌になる原因のひとつになるため、タブレットによる読み上げは必要な機能です。
問題には目で追える、読める、理解するの3つの段階があるので、3段階ともクリアしている場合は紙でも問題ないと思いますが、クリアできていない場合はまずハードルを下げるためにもタブレットから導入するのはアリだと思います。
③おまけ教材の方にたくさん時間を使ってしまう
4月号の先行特典である1年生準備スタートボックスでは、入学準備となるコンテンツが多数入っており、年長の1月2月3月と毎月コンテンツが更新されていきます。
そしてさすがチャレンジ、国語・算数のみならず英語の歌や、自分の名前の練習、漢字ゲーム、さらには約1,000冊の電子書籍と約20本の動画が追加費無料で自由に楽しめる「まなびライブラリー」などいろいろ楽しめる内容が含まれています。
どれも学習に関係するものばかりで楽しく取り組める工夫がたくさん!
なのですが、チェックしてみると国語算数をやらずに英語の歌ばかり聞いているとか、自分の名前の練習ばかりやって時間が経っていたとか、電子書籍ばかり読んでいたとか、、、やる内容が偏ってしまうことが多いのです。






「国語とか算数もやってね~」という声掛けは必須。
4月からは保護者サポートサイトの「おうえんネット」で取り組み記録や理解度チェックなどができるようですが、今はまだこのサポートは始まっていません。
幼児期のわが家の方針は「勉強と遊びの垣根はない(勉強も遊びの一つ)」。






本人が遊びの一環として学習に向かおうとしている姿勢を否定するつもりはなく、口うるさく言いたくはない…
ですがせっかく自分からやりたくなる教材(タブレット)なのでもう少しバランスよく取り組めるなら良いのになというのが正直なところです(苦笑)。
④学習した過程や形跡を親が確認できない
タブレットはモノが増えないのが利点ではありますが、親がやった過程そのものをチェックしにくいのは非常に大きな弱点だなと思います。まだ複雑な問題こそありませんが、どう思考しているのか書いたものを見て判断することも多いので、ある程度親がきちんと見てやりたいとのニーズにはそぐいません。
こちらも4月からのおうえんネットで理解度チェックが見れるようですが、現在はやったかどうかの確認しかできないので不便だなと感じます。
⑤故障やネット環境トラブル、充電切れなどデジタルならではのリスクが大きい
デジタルはデジタルならではのリスクがあります。
まず感じるのは充電の持ちが初めから結構悪い!
コラショが「タッチをやったらすぐじゅうでん~♪」と言っているのでその通り充電を忘れなければいいんですが、充電をせずしばらく置いておくだけで切れていることがしばしば…w
いざやろう!の時に充電が切れているリスクって結構大きいと思うんですよね。間違いなくやる気をそいでしまいます。
デジタル教材ならではのリスクって結構ハイリスクで、故障したときは買い替えが必要ですし(しかも本体価格39,800円…高い)、ネット環境のトラブルがないとは言い切れません。
毎月25日にコンテンツが更新されるのでダウンロードが必要になりますが、いざやろうと思ったときにダウンロードされてなかった!ということも起こりえます。ダウンロードには数分かかるので、し忘れるとこれも子どものやる気下げる原因になります。
逆にいえばこまめに充電を忘れず、ダウンロードも忘れずにできるのであれば丁寧に扱えれば大丈夫というところです。
コース変更の注意点
紙からチャレンジタッチに変更する場合
紙教材からチャレンジタッチに変更する場合は追加料金などのデメリットがありませんので、好きなタイミングで変更することができます。
チャレンジタッチから紙に変更する場合
注意すべきはチャレンジタッチから紙に変更する場合です。
チャレンジタッチから紙に変更する場合は、変更までの期間によってタブレット代が発生します。
4月号受講すれば、それ以降に解約しても紙タイプへコース変更してもタブレット代0円です。
4月号を受講しない場合、6ヶ月以上の継続がないとタブレット代39,800円がかかります。
使わなくなったタブレットは返却するの?
使わなくなったタブレットは返却せず、そのまま利用することができます。
タブレット教材はどうなるの?
一度ダウンロードしたメイン教材は、次学年の3月24日まで利用が可能です。コンテンツによっては利用期間が短いものもあります。
チャレンジタッチと紙のチャレンジは子どもの性格や性質に合わせて選ぶが吉
チャレンジタッチは「楽しく」学べるのにぴったりで、学習習慣がないお子さまにはぴったり!
ですがある程度学習習慣ができていて字をしっかり書きたい、読解力も向上させたいという家庭にはイマイチ物足りないかもしれません。
どんなに優れた教材であっても、やはり家庭の方針やお子さまの特性によって合う合わないがあると言うのを実感しました。
わが家はある程度幼児期から机に向かう習慣がついていた、問題文を読むことも難なくできるといったことから、ペーパーワークの方が向いているなと感じました。
逆に学習習慣がなく、勉強に対して消極的なお子さまには初めのきっかけとしてタブレットを使うのはありだと思います。
お子さまやご家庭にあった教材選びのヒントになれば幸いです。
チャレンジは資料請求で無料教材の体験ができるので興味がある方はこちらからどうぞ。
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