
逆上がりってどうやって教えればいいの?
こんなお悩みを解決します。
娘は年中の終わり頃(5歳)、奮闘の末逆上がりができるようになりました!
娘が通っているのは体操教室など実施していない普通の園。
娘が逆上がりをできるようになった頃に同じ学年でできていた子はまだ5人くらいで早かった方でした。
運動があまり得意ではない娘でも早くから逆上がりができた決め手は
- 腕の力と足の振り上げる力を鍛えた
- 室内鉄棒の導入
でした。
こちらについてさっそく詳しく本文を見ていきましょう!
逆上がりの教え方のコツとは
まず練習にあたりYouTubeやインターネットで実際に教えられているプロの方の情報を集めていきました。
そこで集めた逆上がりのコツがこちら。
- 蹴り上げる方の足は後ろにひいてスタンバイ(軸足は鉄棒よりすこし前の位置)
- ひいた足を反動つけて蹴り上げる
- 脇を締めて腕をグッと曲げる
- おなかを鉄棒に近づける






わたし、生まれてこのかた逆上がりができたことないので勉強になります(笑)
練習中の娘から見た逆上がりのできない原因
練習中の娘の様子を見ていて、逆上がりができない主な原因と考えられるのが
- 腕力が弱い
- お腹と鉄棒が離れてしまう
でした。
原因➀腕力が弱い
鉄棒の得意なお友達を見ていると、腕をグググッと曲げるだけで顔を鉄棒より高く持ち上げてしまい、その力にびっくりするほど。
腕力がないと間違いなくおなかを鉄棒に引き寄せることができません。
これは逆上がりの練習を始めてしばらくはこの原因が考えられました。
原因➁足を振り上げきれずお腹と鉄棒が離れてしまう
練習の成果が出てきてからは腕を曲げられるようになったのですが、今度は足を上げる高さが足りず、お腹を鉄棒に巻きつけることができませんでした。
わが家の行った練習方法
わが家の練習➀腕力を鍛える
お手軽に腕力を鍛える方法を調べてみた中でコレはいい!と感じた練習方法をご紹介します。
- ダンゴムシのポーズ
- 親子逆上がり
ダンゴムシのポーズ
肘を曲げ背中をまるめた状態で鉄棒にぶら下がる。
目線は鉄棒の上。
膝を閉じて両足をくっつけ、膝から足の甲まで一直線になるようまっすぐに伸ばす。
これを10秒キープできればOK。
腕力と握力の両方が鍛えられ、逆上がりでもきれいに回れるようになります。
親子逆上がり
パパママと子どもが向かい合って子どもの手を握り、子どもがパパママの太ももからお腹を足でかけあがってくるんと一回転します。
よく子どもにやってとせがまれる方も多いのではないでしょうか。
子どもとのふれあいになって一石二鳥です。
逆さまになる恐怖がなくなり、くるんと回転する感覚を養うことができます。
そしてお手製の補助台でも腕力を鍛えました。
以前ダンボールで作ったすべり台を立ててみると、まさかの補助台にピッタリ。










コスト0円使い勝手よすぎる(笑)
わが家の練習➁蹴り上げる意識とおへそ見るを徹底
お腹と鉄棒が離れてしまうのは、足が鉄棒より頭側にまで蹴り上げられていないから。
回るときにあごが上がると鉄棒とお腹が離れやすいので、思いっきり蹴り上げておへそを見る、を意識させました。




補助台を使うと足で蹴り上げることなく逆上がりができてしまうため、途中から補助台を踏み込む歩数2歩、1歩と減らし、自力で足を高く振り上げることに専念しました。
補助台代わりに大人の膝上を踏み込んで蹴り上げる練習もしました。




お腹を鉄棒に引き寄せる力を鍛えるには、
- ななめけんすい
もよいそうです。
ななめけんすい
- 順手で鉄棒を持つ。
- かかとを地面につけておなかに力を入れ、腕と身体を垂直に頭から足の先までまっすぐに伸ばす。
- ひじを曲げて胸が鉄棒につくまで身体を鉄棒に引き寄せる。
- 身体を痛める原因になるため反動はつけずゆっくり行う。
- 身体が反らないようにまっすぐになることを意識する。
はじめは大人が子どもの腰あたりを支えてあげてもOKです。
これで鉄棒と身体を引き寄せるコツをつかむことができます。
室内鉄棒の導入
逆上がりの練習するより前に、自宅に鉄棒を導入しました。
→DABADA(ダバダ) 折りたたみ 鉄棒 耐荷重(約)70kg 5段階調節可 室内使用可 子供用(楽天市場)
購入した鉄棒についてはこちらの記事で詳しく書いています。




褒め方の工夫
何かをできるようにするには親の声掛けも非常に大切です。
必ず過去の自分と比較して成長した点を具体的に褒めましょう!
- 前よりも足が高く上がるようになったじゃん!
- 前より腕がちゃんと曲げたままできるようになってきたね!
過去の自分と比較することで、自分の頑張りを見てくれているという安心感、自信につながります。
- ○○ちゃんはこんなに頑張っていたから頑張ってみようよ!
- ××くんはもうこんなにできているよ!
誰かと比較した言い方は絶対にやめましょう!
間違いなくやる気が失われます!
娘もこうした声掛けを赤ちゃんの頃から続けているので、できないことに直面した時「もうちょっと頑張ってみる」ということが多いです。
せっかくのお子さんの頑張り、大事に見守っていきたいですね。
今やりたいという情熱に耳を傾けてやる重要性
頑張った結果、2週間でできるようになりました!
鉄棒でできることが増えていくのを見て、夫が感動していました(笑)






やりたいって言ってから買うまで早かったもんな…!
タイミングを逃さないって大事なんだな‥!
まさにこれで、わたしが普段意識しているモンテッソーリ教育の適時教育の重要性をひしひしと感じています。
子どもをよく見て、今情熱を注いでいることがあれば全力で向き合う。
そのときを逃したらもう今のような情熱はやってきません。
子どもたちの観察を怠らず、ひとりひとりに向き合って子どもから学んでいきたいと思います。
最後に
他に逆上がりが早くからできるようになっていた子は、ものすごく負けず嫌いでがむしゃらに自分から頑張る子、運動センスのある子、そんな子ばかりでした。
ものすごく負けず嫌いとか運動センスがすごいというわけではありませんが、室内鉄棒を取り入れたことが間違いなく大きかったです。
場所は取りますが、思い切って取り入れてしまうのもひとつかもしれません。
運動が苦手でもコツを押さえて取り組めば逆上がりは必ずできるようになります!
可愛いお子さんのできた!につながればうれしいです。
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