
時間って何歳くらいから読めるようになるもの?
子どもに時間を見て行動できるようになってほしい!
- 時計を読めるようになるためにわが家が取り入れた方法
- プラスαで時間の概念をつかむためにわが家が取り入れた方法
- 時計は何歳で読めるようになるのか
- 子どもでも読みやすい実用的でおしゃれな時計のご紹介






こんにちは!元塾講師ママのえびりんです!
わが家は子どもが時間を自分から意識するようになってほしくて、3歳頃から自宅にその環境を整えました。
その結果、時計がわかるようになったら時計を読むこと自体が楽しくて「○時○分だね!」「あと10分で3時半だ!」などとしきりに教えてくれるようになりました。
小学校のはじめのうちは、学校の先生も時計がわからない子のために丁寧に時間について触れてくれるという意見もみましたが、やはり理解していた方が生活するには便利ですし大人がラクになりますよね。
今回は時計を読めるようになるのにどんなことを自宅で取り入れたのか、時間の概念を深めるためにどんなことをしたのかをご紹介します。
時計を読めるようになるためにわが家が取り入れた方法




わが家が時計を読めるようになるために取り入れた方法は以下の通りです。
- 日々目にするリビングの時計はおしゃれで子どもでも読みやすいものを採用
- 目覚まし時計も読みやすさ重視のものを選ぶ
- 日常会話でこまめに時間を意識する声掛けをする
- みじたくボードに時計のイラストを取り入れる
- こどもちゃれんじで時計を学ぶ
①日々目にするリビングの時計はおしゃれで子どもでも読みやすいものを採用
上の子が3歳のタイミングを機に、子どもでも読みやすいリビングの掛け時計を買いました。






こちらの「ふんぷんクロック」Mサイズです








条件は
- インテリアに調和する木製の素材
- インテリアの邪魔にならないデザイン
- 数字が読みやすいフォント
- 分を表す数字がついている
- 長針と短針の色分けがされていて針の区別がつきやすい
- 一秒を感覚で掴みやすいよう秒針は連続ではなくカチコチ動く
まさに、これにぴったりの素敵な時計!
わたしが重視しているモンテッソーリ教育を土台とした時計ということで、それもまたいいなぁと思っていました。
無印良品の家具にもばっちり合い、とっても可愛いデザインです。
まずは子どもが見てすぐに数字がわかるような時計を選び、日常の中で視界に入りやすい場所に設置しました。
②目覚まし時計も読みやすさ重視のものを選ぶ
目覚まし時計はリビングに置くわけではないので知育っぽさバリバリなこちらをチョイス(笑)
セイコークロックの知育時計です^^
短針が間に来た時何時にあたるのか理解しにくいですが、こちらなら例えば6と7の間に短針がいれば6時なんだ!と色分けされてわかりやすく、ふんぷんクロックよりも読めるためのヒントがたくさん詰まっています。
こうしたアイテムを取り入れるだけで自然と意識しやすくなるのでおすすめです。
③日常会話でこまめに時間を意識する声掛けをする
時間は生活に密着している概念なので普段の会話に取り入れやすいですよね。
はじめは園の先生を真似して「長い針が3になったらおかたづけしようね」などといった声掛けから始めました。






数字がまだ身についていないお子さんは時計を見ながら覚えるのも手ですね!
あとは「あと10分で8時半だ!出発の時間だね」と行動と時間を結びつける声掛けをしたり。
- おやつの時間の15時
- 夜ごはんの時間の19時
- お風呂の時間の20時
- 寝る時間の21時
など、わかりやすい時計の形のタイミングでは時間がきたときに時計を見させて、まず形で覚えさせるようにしました。
3歳当時は働いていて忙しかったですが、休日に取り入れたり、夜のごはん、お風呂、寝るなど行動と時間が揃うタイミングで取り入れられるときにできる範囲で意識させていました。






忙しいからそこまでなかなか気が回らなかったりするんですが、無理しない範囲でですね^^;
④おしたくボードに時計のイラストを取り入れる
3歳頃は朝の忙しい時間でも自分でやることがわかるように「おしたくボード」を取り入れていました。
あれ、昔のことすぎてどうやら現物は処分し、写真にも残っていないぞ・・・(汗)
ずばり、わたしが作っていたものに近いものがInstagramにありました!
「おしたくボード」のメリットはこのポストはずばり書かれていますが、
- 子どもでも今やらなければならないタスクの見える化
- できたものはマグネットを動かすことで達成感が味わえる
時計と行動が連動するように、こういった「おしたくボード」を取り入れたのは良かったと感じています^^
⑤こどもちゃれんじで時計を学ぶ
こどもちゃれんじすてっぷ(年中)2月号で「とけいマスター」という知育玩具が届きました。




針を自由に動かして遊びながら、楽しく時計に触れることができます。






「何時?」がクイズで出題されるので楽しく学べます。
時計になじみがないお子さんはこういったところから楽しく学ぶのもひとつです。






本人は時計が読めるようになってからもリュックに入れて、いろんなところに持ち歩いてお気に入りでした(笑)
「もう年長なんだけどどうしたら!?」という方でもこどもちゃれんじで時計がもらえるのは、入学準備特大号です。




これ、ちゃっちぃ付録なんてものではなくて、ちゃんとした液晶の目覚まし時計なんです!!






普通にアラーム付きだから目覚まし時計としてバリバリ使えるやつ!
チャレンジ1年生以降のキャラクター・コラショが読み上げをしてくれて
- 起きる時間を教えてくれ起こしてくれる
- 寝る時間になったら教えてくれる(1時間前・30分前にも)
- 現在の時刻の読み上げてくれる
- 英語に切り替えOK
といったスグレモノ。




分針も5飛びではなく1~59まですべて表示されているので、読めるようになるのに効果的!
起きる時間と寝る時間にアラームでコラショが教えてくれるので、今まで時計が身近でなかったとしても自然と時間を気にするようになれますよ。
ちなみにボタンひとつでコラショがしゃべるので1歳ムスコがおもちゃにしています・・・早く読めるようになったりして。






まんまんまん(訳:コラショかわいい)
年長さんの入学準備特大号は普段の内容よりもかなり内容がもりだくさんで、届いたときに思わず「こんなに入ってるの!?」とびっくりしてしまったくらいとってもお得な内容なんです。
気になる方はこちらの
▶ こどもちゃれんじを6年間継続したレビュー記事も書いています。
時計が読めるようになってから時間の概念をステップアップするためにわが家が取り入れた方法




時計を読めるようになっても、例えば10分の間にどんなことができるのかといった時間感覚が身についているかといえば、また別の問題ですよね。
こういった肌感覚を磨いたり、別の時間の概念を知るために方法は以下の通りです。
- 24時制はお風呂で覚えてしまう!
- 秒針のコチコチに合わせて1秒ずつ60まで数えてみる
- 5、10、15・・・と5ずつのかたまりで数えてみる
- 15分を4分の1(などかたまり)で理解するためにピザなどで分数を教える
- 学習するときは目で時間の感覚を直感的に理解できるタイマーを使用
- YouTubeなどを使用するときも15分でスクリーンタイムを設定して時間の感覚を養う
①24時制はお風呂で覚えてしまう!
わが家はお風呂の給湯器画面が24時間表記なので、それを見ながら「17時って何時のこと?」などクイズにして出していました。






わたしのウェアラブルデバイスを見ながら19時だから7時だ!と教えてくれることもあります。
24時制も学年が上がって習うのですが、なじみがない子はなかなか苦戦します。(12足すだけなんですが、計算ミスしたり)






いずれ習うし、覚えた方が早い!
覚えられるならクイズ感覚で覚えてしまうのがひとつの手です。
②秒針のコチコチに合わせて1秒ずつ60まで数えてみる
「あと1分数えてて!皿洗い終わらせるね」とみたいなとき、子どもが超高速で数えてきて「それ無理ゲー」ってことありませんか?笑
「1秒の長さって決まってるんだよ~」と言って秒針に合わせて数えてみるのも、1秒という長さ、1分という長さを肌感覚でわかるためにおすすめの遊びです。
③5、10、15・・・と5ずつのかたまりで数えてみる
5飛びで数える練習は時計の読み方にぴったりですよね。
ついでに2、4、6、8、10・・・と2飛びで数えたり、いろんな数の捉え方ができるよう数唱をする際も工夫しました。
④15分を4分の1(などかたまり)で理解するためにピザなどで分数を教える
これも、時計のために教えていたわけではありませんが、時計を理解するのに実は役に立っていたのかもと思ったのがこの分数の概念です。






15分に15分が合わさって30分になって~
また15分と15分合わせたら、ほら1時間~
時計を見ながらピザの盤面を思い浮かべて考えているように感じました。
4分の1が4つで1周するということを考えるのに、時計がちょうどよかったようです。
ケーキやピザを切るときは、分数を知る絶好のチャンスですね^^
「4つに分けた1つ分だね~」などと後々学ぶことになる分数への布石を打っておきましょう(笑)
⑤学習するときは目で時間の感覚を直感的に理解できるタイマーを使用
子どもが学習するときには時間を視覚で理解できるこちらのタイマーを使用しています。




これ、タイマーを設定するのにぐるっとつまみを回すだけで使えて、残り時間が緑色で視覚化されるのでとっても良いんですよね^^
子どもにはこうした視覚化がとても有効だと感じています。
つまみひと回しが便利すぎて、子どもだけでなくわたしがこのブログを書くときにも使っていたりする笑
時計がくっついたタイプも発売されていました!




子どもが大きくなってからも、テスト勉強や受験勉強などにも時間を区切った勉強に使えますので、この手のタイマーは使い勝手がいいです。
⑥YouTubeなどを使用するときも15分でスクリーンタイムを設定して時間の感覚を養う
時間の感覚を養うためにYouTubeのスクリーンタイムを設定したのではないのですが(もちろん目的は見すぎの防止)、結果的に時間の肌感覚を養うことになりました。






勉強も楽しいけど…動画だと15分あっという間~!!
と、物事によって同じ時間でも感じ方が異なることを知ることになったようです。






「そうなんだよ、好きなことだと時間の感覚って違うよね。あっという間に過ぎちゃうから時間決めて見ることって大切だね~」などと意識づけをこまめにしています。
意識していないと10分という時間で何ができるのかってわかりませんよね。
ちょっとずつ意識させるような会話を取り入れてみるといいかもしれません。
時計は何歳で読めるようになるのか




今日、明日、明後日などの概念がわかるのが5、6歳頃。
さらに、先の見通しを立てて行動できるようになるのはもっと先の児童期(7歳、8歳ごろ)に入ってからと言われています。
参考文献:まんがでわかる発達心理学 (こころライブラリー)





時計が読めるようになったからと言って、時計を見て前もって行動できるのはまた別の問題なんですねー!!
「早くしてー!」っていう大人の気持ちとは裏腹に、子どもは「今」を全力で生きていて、先のことなど考えていません。






残念ながら、子どもに先のことを考えて今動けというのは不毛なことがわかる…






幼稚園のうちから見通しを立てて行動できるようになるのは諦めた方がいいということ・・・
とはいえ、時計を見る習慣がついているかついていないかだけでも大きく違うので、まずはこの習慣だけでも先につけておきましょう!
子どもでも読みやすい実用的でおしゃれな時計のご紹介
▼無垢の木を使用し、経年変化による色の変化を楽しめるコサインの時計!




▼24時間表記もあり、最後までふんぷんクロックと迷ったのがストゥールマンの時計!
しかもうれしい電波時計!




シンプルなのに、分針の目盛りも24時間表記のどちらもぬかりなし!
▼キシマの掛け時計も木目が素敵でインテリアに調和するデザインです。




ちなみにムスメは年長になって「腕時計が欲しい!」というのでこれを買いました。




自分で選んだ「自分専用」の効果、めちゃくちゃありました。お気に入りだからこまめに見るし、「あと10分で3時になる!おやつ食べなきゃ!」な~んて・・・(ただおやつを食べたいだけな気も…)。
時間に無関心の子には、とっておきの自分専用をプレゼントするのもひとつかもしれませんね。
最後に




今回は、園児で時計を読むための方法とプラスαについてご紹介してきました。
なかなか普段時間を意識させることが難しい場合は、ついつい読みたくなるような素敵なアイテムを取り入れてみるのもいいかもしれません。
子どもが時間が守れなくてついイライラ~としてしまうのもわかります!^^;
でも、子どもの発達の観点からいっても時間の感覚を養うのは時間がかかるので、その気持ちは押さえつつ気長に見守っていけるといいですね。
この記事がお役に立てたら幸いです。
それでは。








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