
ワンダーボックスとシンクシンクの違いってどうなの?
シンクシンクはアプリだけ、ワンダーボックスはそれにプラスしていろいろついてくるんでしょ?月額も全然違うし・・・
「シンクシンクに子どもがハマっているからワンダーボックスに乗り換えようかな?」という方、具体的にどう違うのか気になりますよね。






料金もだいぶ差があるよな・・・?
この記事では実際に両方を体験しているわが家が、実際にやってみて感じた両方の良いところやおすすめする人についてまとめています。
わたしの感じた結論ですが、
- ワンダーボックスは、扱える領域が広く、思考力だけでない創造力を鍛えるコンテンツを重視したいなら選ぶべし!
- ただし内容の充実っぷりに親のフォローもある程度必要なので、この時間を確保できるならめちゃくちゃおすすめ!
- ワンダーボックスはある程度やらないとランキングが出現しないので競争心高い子ははじめはテンション下がるかも(後から出るようになりますが)
- 充実しすぎてやりきれないコンテンツも出てくるのでそこら辺の割り切りも必要!
わが家はシンクシンクから始めてワンダーボックスに切り替えて5ヶ月が経過しましたが、娘の場合は工作系やシールなどトイ教材がとても好きでやりたがるのでワンダーボックスをやって正解だなと思いました。






わが家で重視したい点がワンダーボックスの良いところとまさにドンピシャだったのも大きかった!
▼ワンダーボックスの口コミはこちらの記事で書いています。




シンクシンクもワンダーボックスも花まる学習会に縁のあるワンダーラボが運営しておりその信頼感は絶大です。どちらもとても良いツールだと思います!
ですがやはりその特徴から、家庭の方針や子どもの特性、子どもへの関われる時間の有無などによって合う合わないはあると思います。本記事を読んで家庭にあった方を選んでみてくださいね。
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ワンダーボックスとシンクシンクの違いまとめ
まずワンダーボックスとシンクシンクの特徴を踏まえた違いをまとめていきます。
ワンダーボックス | シンクシンク | |
---|---|---|
特徴 | 思考力、創造力、感性を育む通信教育 | スキマ時間で思考力を育てる学習アプリ |
対象年齢 | 4~10歳 | 4~10歳 |
領域 | STEAM教育全域 (科学・技術・工学・芸術・数学) | M領域(数学的領域)のみ |
料金 | 月3,700円~ | 無料/月300円/月980円 |
教材内容 | アプリ教材、実教材 | アプリのみ |
利用制限 | 利用制限なし(保護者が制限時間を決められる) | 1日1回/1日3回 or 週21回 |
対象領域の違い




ワンダーボックスとシンクシンクは、対象とする領域が大きく違います。
- ワンダーボックスはSTEAM教育の全領域(科学・技術・工学・芸術・数学)カバー
- シンクシンクはM(数学的領域)のみ
後述しますが、シンクシンクは数学的領域に特化しているので、算数や数学を得意にしたいと考えているならばシンクシンクでも十分に力になります。
シンクシンクでは実際に学力が向上したというデータも公表されています。
- 【算数の成績(平均値)】国際数学・理科教育動向調査+6.0pts
- 【IQスコア】田中B式IQテスト+8.9pts
シンクシンクに3ヶ月取り組んだ児童はそうでない児童と比べて算数とIQの偏差値が大きく伸びたことが確認されています。
出典:ワンダーボックス公式サイト
算数や数学的なセンスを養いたいならシンクシンクだけで効果十分!です。
ワンダーボックスにシンクシンクの内容を含んでいるので、ワンダーボックスを受講した場合は併用しなくても大丈夫です。ただし後述しますが、ワンダーボックスのシンクシンクプラスでは初めはランキングが表示されないので、その点物足りなく感じるお子さまは多いかもしれません。
トイ教材の有無
ワンダーボックスは通信教育、シンクシンクはアプリなので、教材の有無が一番大きな特徴です。
ワンダーボックスでは毎月トイ教材が届き、ワンダーボックスのアプリと連動させて遊ぶことができます。




この月は錯視の回。マーカーを自分でひいて錯視となる絵を作ることができました。
そしてこのトイ教材がとても秀逸!月によっては自分で歩くロボットを作れるキットが届いちゃうんです!
このメカニクスラボ、自分でモーターやロボットの足を取り付けたり、装飾を自由に作って自分だけのオリジナルロボットを楽しむというもの。もう大興奮!
足の取り付ける向きが悪いとうまく動かなかったり、フローリングだと滑って進まなかったり。どうしたら上手に進めるロボットが作れるのか試行錯誤しながら楽しむことができました。










これをやってみて最近つい感情的になりがちだった自分には試行錯誤を楽しむ余裕がなかったんやと気づいた(笑)






なんやそれ
回数制限
アプリの利用制限についても、両者で大きく違います。
シンクシンクでは無料版だと1日1回10分程度しか遊べません。有料版になれば、月300円コースでも980円コースでも1日3回または週トータル21回という制限があります。
ワンダーボックスでは利用制限は保護者が好きな時間を設定できるので、保護者次第となっています。




ワンダーボックスとシンクシンクのアプリの内容比較
ワンダーボックスのアプリでは「シンクシンクプラス」といってシンクシンクを遊ぶことができます!
シンクシンクプラスとシンクシンクの比較内容はこんな感じです。
- シンクシンクプラスはシンクシンクの「シンクトピア」+「プレミール」の惑星で遊べる内容
- ワンダーボックスにはワンダーボックスオリジナルの問題が多数
- シンクシンクプラスでは、3ステージ目まではランキングが表示されない
- シンクシンクプラスでは、繰り返し遊ぶことでゲージにポイントがたまり何度も挑戦したくなるような工夫
- ワンダーボックスは回数制限なし(時間制限を自分で決められる)
- バベロン(シンクシンク)→バベロンプラス(ワンダーボックス)
- アトラニアス→アトラニアス
- オリンピコはシンクシンクのみ
シンクシンクのゲーム内容はワンダーボックスに含まれているので、基本的にはワンダーボックスを受講した場合シンクシンクを有料版で続ける必要はありません。
シンクシンクにしかない部分は、
- ランキングがすぐに表示される
- オリンピコの大会
のみ。シンクシンクしか見られない問題というものはないので、シンクシンクで課金してしまうと、問題がだいぶかぶってもったいないです…!
オリンピコのために無料版を併用するならアリかなと思います。
ワンダーボックスの公式からも、シンクシンクとの比較についてのQ&Aが出ています。
シンクシンク:無料版と有料版コース別比較
シンクシンクのコース比較はこんな感じです。
シンクシンクアプリ | フリーコース(無料) | スタンダードコース | プレミアムコース |
---|---|---|---|
問題の種類数 | 36種類 | 98種類 | 123種類 |
プレイ回数 | 1回/日 | 3回/日 もしくは21回/週 | 3回/日 もしくは21回/週 |
プレイ可能な惑星 | シンクトピア(一部) オリンピコ バベロン | シンクトピア オリンピコ バベロン | シンクトピア オリンピコ バベロン プレミール アトラニアス +追加惑星 |
ユーザー数 | 1ユーザー | 1~3ユーザー | 1~6ユーザー |
料金 | 無料 | 300円/月 | 980円/月 |
シンクシンクの有料版では、算数オリンピックの難問に挑戦できるアトラニアスまでプレイできるかどうかが結構大きいです。




幼児には結構難しめなので親のサポートがいることがあるかもしれませんが、自分一人で諦めずに解けるようになった時には思考力だけでなくいろいろな面から成長が見られそうです。
もちろんこちらもワンダーボックスでカバーできます。
実際に体験して感じたワンダーボックスとシンクシンク比較
実際に体験してみてわかったワンダーボックスとシンクシンクの比較です。
シンクシンクの良いところ
- 算数を強化したいならシンクシンクだけでも十分力になる
- アプリだけだからモノも増えずスッキリ
- 親が忙しくても子どもだけで遊んでくれる
- ランキングがいつでも表示される
- プレミアムでもワンダーボックスに比べればだいぶ安い
算数を強化したいならシンクシンクだけでも十分力になる
シンクシンクは空間認識や論理思考の土台となる「思考センス」を育むアプリです。
実際やっている方は実感していらっしゃると思うのですが、図形やパズル、迷路の問題が充実しているので中学受験に通じるような問題もたくさん練習することができます。
「今日の問題」はランダムに出題されますが、個人的に強化したい空間認識系も毎回出てくるので、何度もやっているうちに点数も上がってくるので空間認識力がついていると実感します!






自分でも試しにやってみると実際頭の中での図形の捉え方が変わってくるように感じます!
アプリだけだからモノが増えずスッキリ




ワンダーボックスは教材になるので毎月届いたものが増えていくことになります。そして教科書準拠ではないのでいつまで取っておけばよいのかという明確な基準はありません。なので子どもが気に入った実教材は「ずっと取っておきたい!」ということにもなるかも・・・
その点シンクシンクはアプリなので教材が増えることはありません。
モノを増やしたくないと考えているならシンクシンクの方が良いです。
親が忙しくても子どもだけで遊んでくれる
シンクシンクの対象年齢は4~10歳(ワンダーボックスも同様ですが)基本的に難しくてできないということはあまりないかと思うので、親が呼ばれることはまずありません。
シンクシンクは直感的にルールが分かるよう工夫されており、一人一人にあったレベルの問題が出題されるので、保護者の方に説明いただく必要はありません。
引用:ワンダーボックス公式サイト
一方で、ワンダーボックスはトイ教材(実教材)で親が多少なりとも手伝わなければなりません。手伝わなくてもできることもあるのですが、やり方が雑でうまくいかなかったり、「どうやるの?」という質問が出たりします。年長のうちでそんな感じですが、低学年のうちはフォローが必要そうです。
夕方の忙しい時間や、ちょっとしたスキマ時間を使って遊べるのがシンクシンクのありがたいところ!
ランキングがいつでも表示される
シンクシンクでは、年齢(生まれた年と月のみ)を入力すれば同い年・子ども・総合といったランキングがすぐに表示されます。競争心が強い子であれば、「1位になりたい!」と燃えるのではないでしょうか。




一方ワンダーボックスでは3ステージ目まで到達して初めてランキングが出現するしくみ。ある程度遊ばないとランキングが表示されないので物足りない子もいらっしゃるかもしれません。今シンクシンクでランキングがあるから楽しめている!という子であればワンダーボックスではちょっとこの点はマイナスかも。
シンクシンクはいつでもランキングが出るのでテンション上がります^^
ちなみに1位になった子の点数は次元が違いました^^;
プレミアムプランでもワンダーボックスに比べればだいぶ安い
シンクシンクは
- 無料版
- 月300円のスタンダードプラン
- 月980円のプレミアムプラン
が存在します。
プレミアムコースでも月980円なので、ワンダーボックスの月3,700円~と比較するとだいぶ安いですよね。
上記で紹介したアトラニアスもできるようになるのと、問題数そのものが無料版と比べると雲泥の差で、かなりバリエーション豊富に感じます。
ワンダーボックスの良いところ
- シンクシンクプラスで50種類以上の中から好きなものを選べるのが良い
- デジタルだけに偏らず実体験による五感刺激できるのが幼児~低学年の発達の理にかなっている
- プログラミングの導入にもぴったり
- 親とのコミュニケーションツールになる
- 何度も繰り返しやる達成感を得られる
- 答えのない問題が充実していて、創造力を鍛えられる
- 自分の作り出したものを共有でき自己肯定感につながる
シンクシンクプラスで50種類以上の中から好きなものを選べるのが良い
ワンダーボックスではアプリ内でシンクシンクを遊ぶことができます(シンクシンクプラス)。








ワンダーボックスのシンクシンクプラスはシンクシンクの内容を含んでいて、たくさんの中から自分で好きな問題を選べるのが良いところ!「?」を押すと、50種類以上から選ぶことができます。シンクシンクでは「今日の問題」としてランダムに表示されたものでしか遊べません。
お気に入りを好きなタイミングで遊べるのがとても良いです。
デジタルだけに偏らず実体験による五感刺激できるのが幼児~低学年の発達の理にかなっている
わが家がワンダーボックスを選んだ決め手になったのはこのデジタルを補う形で実教材がついているというところ。




これは糸掛け曼荼羅ではないですが、数字が書かれた円に糸を引っかけていって、どんな法則だとどんな模様が出来上がるのか試せるキット。
タブレット学習の利点はたくさんあることも理解できるんですが、どうしてもそれだけに偏るのは不安…
ワンダーボックスでは2ヶ月毎で切り替わるテーマをもとにした実教材(トイ教材)が毎月届き、アプリと連動してより楽しめるようになっています。
プログラミングの導入にもぴったり




コードを入力して恐竜くんを動かすコードアドベンチャーはゲームそのもの!
プログラミングってどう教えたらいいか困ってしまいますが、これなら親があれこれ考えなくてもゲームを進めるうちにプログラミング思考を勝手に身につけてくれます。
幼児でも問題なくやり方を理解してコード入力ができており、入門にはとても良さそうです。
難易度もだんだん上がっていくので、コードの数が増えてくるとわたしもだんだん混乱してきます(汗)ゲームをクリアする感じでプログラミングを楽しく学べるのがいいなと感じています。
プログラミングはシンクシンクでは含まれていません。
プログラミングもやってみたいと考えている方にはワンダーボックスの方がおすすめです。
親とのコミュニケーションツールになる
シンクシンクが自分一人でスキマ時間でも取り組めるツールなのに対し、ワンダーボックスは親のサポートが必要な教材です。ぶっちゃけ面倒くさいっちゃ面倒くさいと感じることもありますw
ただ!ワンダーボックスは普通の勉強という感じの教材ではないので、「親子で楽しめる」というところは大きいと思います!
他の勉強教材だと「なんでわからないの?」とイラッとすることもあるかもしれません…その点ワンダーボックスはわかる・わからないとかそういう教材ではないので、単純に親子遊びとして楽しめます。






子どもの発想には驚きの連続でそのまま「すごい!」って褒めやすいんですよね。
勉強系だとついイライラしてしまうことが多い方でも、ワンダーボックスは勉強って感じではないのでたくさん褒めてあげやすい!
毎月届くトイ教材の中にはボードゲームがあったり、錯視の問題があったりと、一人遊び用のものもあれば、ボードゲームのように二人で対戦して遊ぶものもあったりします。特にこのご時世なのもあり、外に出るのが億劫なときなど一緒におうちで楽しめる教材が充実しているのは重宝します。




共働きだとちょっと親の踏ん張りもいるかもしれませんが、土日をうまく活用すれば親子でおうち時間を楽しめるツールになりますよ。
何度も繰り返しやる達成感を得られる
シンクシンクとワンダーボックスのシンクシンクプラスでは、進め方が大きく違います。
シンクシンクはひとつのゲームが終わるごとにランキングが表示されますが、ワンダーボックスでは3ステージ目まではランキングが表示されません。その代わりゲージにポイントが累積されていき、ゲージがいっぱいになったらランクアップするという仕組み。








シンクシンクよりも何度も繰り返し遊ぶことで、達成感を得られる仕組みになっています。
実際に、同じ問題を何度も解いていくとスピードがアップしたりと成長が見られるのでこの仕組みはとても良いなと思っています。
答えのない問題が充実していて、創造力を鍛えられる
ワンダーボックスでは創造力を育んでくれるようなコンテンツもたくさんあります!
例えば娘の好きなまぜまぜパレットでは、画面上の絵に自分で作って混ぜた色を塗って楽しむことができます。
















答えを導き出すコンテンツだけではなく、自由に考えて楽しめるコンテンツもいろいろあるので工作・創作好きな子にはワンダーボックスがおすすめです。
自分の作り出したものを共有でき自己肯定感につながる
ワンダーボックスでは自分で作った問題や作品を撮影して共有できます。単に作って終わりになるのではなく、全国のワンダーボックスユーザーに共有されるので、他のお友達が自分の作った問題を解くなんてこともあります!
他の子が作った問題を解くのも「これ違う子が作ったんだって~!」と言って楽しんでいるのでいい刺激になるようです。
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結局どっちを選ぶべきか
わが家の場合は工作や創作が好きなのもあり、実教材の充実が決め手でワンダーボックスを選びました。






でも高スペックすぎて持ち腐れる可能性も秘めた教材なのは否めないです^^;
ただ、STEAM教育全般を取り入れられる通信教育ってなかなかないので、わたしも気合を入れて時間を確保するようにしています。AIの発達する現代、ますます思考力や創造力の必要性が高まっていくと思うので、そういった時代背景にもまさに合っているなと感じます。
確かに費用面ではシンクシンクに軍配が上がりますが、STEAM教育をこれ一本でカバーできてしまうと考えると、経験のない親世代にも手っ取り早いかなと思います。
あとは、長く継続したときに、子どもがずっと楽しめ続けられるかということ。コンテンツは随時更新していますし、2020年にサービスが始まってから教材が充実してきており進化はしていますが、ここばかりは何とも言えません。
ですが、ワンダーボックスは解約するにもネット上で完結でき電話がいらない点だと思うので、やってみて判断しやすいのも良いところだと思います。食いつきが悪くなったというときに、一度離れてみて、またやりたがったら戻してみるというのもやりやすいんじゃないかなと思います。
わが家はFire HD タブレットを使って遊んでいます。








シンクシンクもワンダーボックスもどちらも使えますよ!
シンクシンクは、
- アプリやゲームが好き
- 費用を抑えながらも手っ取り早く図形や空間認識を得意にしたい人
ワンダーボックスは
- 子どもが工作・創作好き
- 思考力だけではなく自由に発想する力や実物教材を使ってさまざまな角度から子どもの力を伸ばしていきたい人
- AI時代に通用する力を身につけたい人
こんな形で二つを選ぶといいです。
子どもがわくわく楽しみながら遊びを通して力を伸ばしたいと考えている方にはどちらもおすすめです。
わが家の場合はワンダーボックスで子どもの力が伸びたと実感するので、興味がある方は始めてみてください。
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